NHK交響楽団がアイスランド人作曲家の曲演奏

2月1日(水)と22日(木)のNHK交響楽団定期演奏会において、アイスランドの著名な現代音楽作曲家であるソルケイル・シグルビョルンソンの曲が演奏されます。指揮は2004年9月からNHK交響楽団の音楽監督を務めるヴラジミル・アシュケナージです。

今回、アイスランド人作曲家の曲が取り上げられるのは昨年12月8日のアイスランド・日本国交樹立50周年を記念する意味が込められています。               

Sumartonar                                                                                曲名である「シューマル・トーナル(夏の音)」はレイキャビクの中心部にある子供たちの遊び場での思い出が表現されています。夏、アイスランドの太陽が夜遅くまで輝くとき、遊び場には子供たちのはしゃぐ声が絶えません。その反面、冬になると薄暗い中で誰も遊んでいない遊具がひっそりとたたずんでいます。

ソルゲイル・シグルビョルンソン(1938-)                          ほとんどのアイスランド人はソルゲイルの作曲した曲を聴いたことがあることでしょう。ソルゲイルは交響曲、室内楽、子供用オペラ、独奏曲、そして電子音楽など幅広い作曲活動を行っています。また、アイスランド芸術大学でも作曲を教え、若い世代の作曲家にも大きな影響を及ぼしています。

ヴラディミール・アシュケナージ(1937-)                               アシュケナージは1937年、ソ連に生まれました。モスクワ音楽院で学び、1955年のショパン国際ピアノコンクールでは第2位、1956年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1位、1962年のチャイコフスキー国際音楽コンクールのピアノ部門では第1位とピアニストとして輝かしいスタートを切っています。1960年には旧ソ連から亡命してロンドンへわたりますが、その後配偶者でピアニストだったソールン・ヨハンスドッティルの母国、アイスランドへ渡りアイスランドの市民権を得ました。現在、アシュケナージは主に指揮者とし活躍しており、2004年9月からはNHK交響楽団の音楽監督にも就任しています。                                            (写真撮影 E.Sakata NHK交響楽団提供)



Video Gallery

View more videos